【コラム】リモートワークで大切なことは?②

前回のコラムでは、リモートワークの実態について触れました。

今回は、リモートワークの心得について、述べたいと思います。

(2)リモートワークの心得

 リモートワークを行うにあたり、コミュニケーションが大切であることは、イメージをお持ちいただきやすいかと思いますが、この場合のコミュニケーションは、社内メンバーとやり取りをこまめにする というだけではございません。

①簡潔にまとめる・わかりやすく説明する言語力

 対面であれば、単語だけで伝わることや、相手が汲み取りやすい内容においても、リモートの場合、「齟齬が生じないよう、正しい情報を伝える」必要性がございます。

情報量(言葉数)が多すぎると、趣旨が伝わらないことや、誤解を招く恐れもございます。

②自ら情報を発信・キャッチアップしなくてはいけないという意識

 出社をしていれば、自然と入ってくる情報や課題・問題点が、報告・共有が無い限り「知ることができない・軽い相談が出来ない、相手の状況がわからない」等、デメリットとなりうることがございます。

そのため、報告・連絡・相談を意識し、また出社時にしっかりと周囲の方と関係性を深める努力を図り続ける必要がございます。

③タスク管理

 出社をしていれば、他メンバーの働きにより、自らの業務管理が自然に出来ることも多いですが、リモートワークだと、すべて自身で管理をしなくてはいけないため、あっという間に1日が終わってしまい、やるべく業務が終わらなかった、成果が出せなかったということもございます。

数十分単位で業務スケジュールを立て、計画的に業務を遂行する意識が必要です。

④調べる力、ノウハウとして残す工夫

 リモート勤務の場合、自身が行っている業務において不明な点が出た場合、「気軽に聞くことが出来ない」という場面に出くわすこともあると思います。その場合は、自ら調べ解決する力が必要となります。

また、リモートワークがうまくいっている企業においては、誰が見てもわかりやすい形で、ノウハウが蓄積されている資料があるケースが多いです。

皆がスムーズに業務を行うことが出来るような工夫を常に図る積極性があると、組織全体としてリモートワークが成功するでしょう。

上記のことが苦手な方は、出社するスタイルの方がマッチされるかもしれません。

(3)まとめ

 企業ごとにリモートワークの有無や、リモートワークへの考え方は異なりますが、ご自身のこれまでのご経験を振り返り、リモートワークの良いところ、出社の良いところを改めて考えていただけたらと思います。

実は、リモートワークを希望されていた方が、ご自身とフィットする会社へ入社し、原則出社の環境で気持ちよく活躍されているというパターンも多いのです。

応募の段階ではリモートワークの可否を希望条件の上位にはせず、リモートワークは利用できたらラッキー!といった温度感で、求人を選んでいくと良いでしょう。

ご自身にとって、どのような働き方が適性であるかももちろん大切ですが、固定概念にとらわれている可能性もございます。

とはいえ、どうしてもリモートワークを優先度の高い条件として考えたい方もいらっしゃると思います。

伝え方によって、企業様へポネガティブな印象を与えてしまうこともあるため、まずは、弊社キャリアアドバイザーへ相談いただけましたら幸いです。

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